
| ハード名 | 3DO |
| メーカー | The 3DO Company |
| 発売日 | 1994年3月20日 |
| 価格 | 79,800円(値下げ後 54,800円) |
| 関連リンク | 3DOデータベース |
アメリカ生まれの家電ゲーム機、3DO
3DOはアメリカのゲーム会社、エレクトロニック・アーツの創始者の一人トリップ・ホーキンスが設立し、開発したゲーム機です。
日本では松下電器がライセンス契約をして3DO REALを発売。その後三洋電機からも3DO TRYが発売されました。
3DOが発売された当時のライバル機といえば、16bitのスーパーファミコンのみで、まだプレイステーションやセガサターンは発売されておらず、さらに3DOは32bitゲーム機として大きな注目を集めました。
さらに3DOにはROMではなくCD-ROM機になっていて、時代を先取りした第五世代最初のゲーム機だったと言えます。
高性能でも売れなかった3DO
3D機能と動画機能でライバルなしのゲーム機だったにもかかわらず、本体価格が54.800円と高価だったため、買い控えが続き、さらに3DOのキラーソフトが発売されなかったことから次第に影を潜めていきます。
さらに日本では現在でも爆発的に普及していない洋ゲーが主流だった3DOは一般的なユーザーは獲得できませんでした。
そして国内次世代ゲーム機のプレイステーション、セガサターンが発売されると高性能ゲームソフトの発売で3DOが取り残されていく形になってしまいました。
家電からゲーム機へ
3DOはもともとゲーム機ではなく家電として販売されていました。しかしゲーム機としてのソフト普及につとめるため、スーパーストリートファイターII Xの発売からコンシューマーゲームとしての道を歩むようになります。
価格も3DO REAL IIを発売し44,800円に引き下げ、普及に努めますが、その後も3DOを代表するキラーゲームはDの食卓程度で3DOの人気は失速していきます。
3DOが普及しなかった理由
3DOは32bitゲーム機の中でも一番最初にリリースされたハードであり、展開さえうまくいけば一人勝ちも夢ではなかったのですが、3DOが成功しなかった理由は、国内ゲームメーカーをいち早く取り込めなかったということでしょう。
機能は申し分のないものを備えていた3DOですが、ゲーム機としては面白いソフトをそろえることができなかった、それに伴い洋ゲーのラインナップを揃えすぎ、国内ユーザーの足が遠のいた、ということが上げられます。
また、ゲーム機として最終的に展開しようとしたのが遅すぎて、マルチメディアプレーヤーとしての3DO戦略では成功できなかったのが要因でしょう。
ファミコンのようにゲーム専用機でいろいろなゲームが楽しめるという本来の姿を活かせるような展開を見せていればどうなったかはわかりません。
